民事裁判所に提出

《陳述書》1級(脊髄損傷)女子本人

 陳述書

1 事故と苦痛

 2 脊髄損傷の後遺障害と日常生活

  1と2は前ページ

 3 外出と仕事

 (1)外出と車椅子及び自動車

 後遺症で,車椅子は絶対に必要となりました。耐用年数は4年ということになっています。その都度費用が必要になります。私は,まだ,運転ができませんが,将来運転できるように自動車に手動装置つけで,改造しました。車が代わるたびに改造費用等がかかります。結局,外出は,車椅子で行ける範囲で,両親の介護が常に必要になります。行く先々の設備等の状況によって行けるところは当然限りがあります。トイレの問題や,段差や幅に問題があるところにはいけません。

(2)事故前の仕事と外出

 私は,高校を卒業後,会社に就職し仕事をしていました。会社でもらっていた給料は源泉徴収表のとおりです。当然将来はもっともっと昇給するはずになっていました。今回の事故で仕事をすることは不可能になってしまいましたので,休職期間経過後,解雇扱いになりました。

私は仕事をしたいです。しかし,通勤できません。トイレが不安です。精神的負担の大きいのは,排尿排便の問題です。出先では,家に入るときとちがい,いつでも自由にはできません。障害者対応トイレがあっても,一人では移れません。排尿でも20分はかかります。待つことも出来ません。もらしてしまうことがあります。排尿排便の心配をするだけで非常に負担に感じ,体調が悪い時にはトイレのことで頭が1杯になり,外出できません。大便をもらしてしまうこともあります。後始末できません。それは人間として,女性として,非常につらいことです。

 (3)今後の就職の見込み

 「障害があっても,仕事ができるように,資格や技術を身に付いたら収入が得られる。」という人がいるとしたら,非常に酷であると思います。現実にかなり厳しいことや,むずかしいいことをひきあうにだされて,さらにがんばったら問題もなくなるでしょうと指摘されるとしたら,この事故で私は被害者なのに,まるでいじめられているように感じます。私は仕事をしたい。もっと努力したい。働きたい。しかし,自宅で仕事ができるような資格や技術はもっていません。今後の就職の目途や収入が得られる目途はたっていません。この事故による障害で,さまざまな可能性がほとんど失われたのです。私にとって,できないことは限りない苦痛です。

 4 精神的苦痛と不安

  私は,今回の事故による障害で,事故にあうまでにはできたこと,これからいろいろやろうとおもっていたこと,それらがすっかりできなくなってしまいました。このことにより私が精神的苦痛をを受け,どんなに将来について不安に思っているか,とても言い表すことができません。せめて,出来る限りの十分な損害賠償により,少しでも安心して生活できるようにしていただきたいと思います。

以上

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